心理学者のカール・ユングが唱えた「シンクロニシティ(共時性)」という現象がある(再結成して先日、来日したポリスにもこのタイトルの曲があったなぁ)。
いくつかの出来事が思いがけず意味を持って同時に起きることをそう呼ぶ。
このことを「宇宙からのメッセージ」「神の啓示」「無限のつながり」と呼ぶ人がいる。また、「サイン」と呼ぶ人もいる。
このなんらかのメッセージを含んだサインは、特別な人にのみ起こるのではなく、誰にでも平等に起こる現象である。
どちらにしようか迷った時、これをやろうと決意した時、不安で押しつぶされそうな時、困った時、その人にとって必要な背中を押すメッセージが届けられる。
どこに届けられるのかというと、街の中で突然会った知らない人との会話、テレビやラジオから流れる言葉、あるいは看板や広告、ポスター、車のナンバープレート、周囲の他人の会話のやりとりから漏れ聞こえてきた言葉、友人から久しぶりにかかってきた電話、メールの内容などを見たり、聞いたり、遭遇するところに記されている。
それは、少しだけ心落ち着けて注意しておくだけで、“自分だけがわかる意味”を偶然の一致(偶然ではないのですが)のような現象をとって「それでいいんだよ」「それで大丈夫だよ」「心配しなくていいよ」と教えて手助けしてくれる。
そうやって気を配ってみると、周囲のさまざまなものが自分をたえず見守り、応援してくれているんだということを知ることができる。
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