2007年12月31日月曜日

”終日の出”を拝む


 とうとう大晦日。

 今朝は大晦日らしく外気が澄んでいてピリリと肌寒い。
 7時前に家を出て、近所まで2007年最後の日の出である“終日の出”をひとり拝みにいく。

 太陽は天に上がってからがまばゆいため、その時間が一番エネルギーが強いように感じるが、実は「日の出、日の入りの瞬間」が最もエネルギーが強い。
 昔の人はそのことを良く知っていたから朝日に拝み、太陽のリズムで生活を送ってきた。

 また、これも昔の人は知っていたそうだが、
「太陽からエネルギーをもらう方法」というものがある。

 “もらう”というと、「(エネルギーを私に)ください、ください」「ちょうだい、ちょうだい」と強く念じれば思いが通じるかのように考えてしまうが、そうではない。これだと逆にまったく自分には入ってはこない。
 人はそれぞれが完璧なエネルギー体(良いエネルギー、悪いエネルギーは別にして)だから誰もが身体の内に隙間なくびっしりとエネルギーがつまっている。
 だから「ください」とお願いしてもエネルギーが入ってくる余地がないのだ。

 太陽からエネルギーをもらいたい時は、「わたしのエネルギーをお受け取りください」「受け取っていただけますか?」というふうにお願いするのである。
 すると、受け取ってもらえた分のエネルギーが太陽から自分の身体の中にすっと入ってくる。
 
 これは運が強い人やツキの強い人に会った時に、その人からエネルギーをもらいたい時も一緒である。

 “終日の出”に今年一年を経てこうしてたどりついた“今”を深く感謝する。
 とはいえ、寝起きの目にはその光がとてもまばゆく自然に涙が流れる。たまに横を行き過ぎる早朝ウォーキングの人には「朝から大丈夫?」と思われたかもしれないが、今年の終日の出はこの一瞬なので、恥ずかしいのは横に置いといて「今年も ありがとう」と頭を下げた。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

あけましておめでとうございます。
これからもブログを楽しみに拝見させて頂きます。

そわか さんのコメント...

 大熊星さん、明けましておめでとうございます。

 昨年秋から勝手なことばかり書いており、お恥ずかしい限りです。
 ですが、これもご縁と思っていただいて、大目に見ながらおつきあいください。

 大熊星さんにとって、今年は良きことが太陽の光のように降り注ぐしあわせ一杯の一年であるよう影ながら祈っております。