昨夜、神様にからかわれた。
もちろん生まれて初めての体験である。
神様は僕の夢の中に現れ、いたずらっぽい笑みを浮かべながら、こう言った。
「おまえのつけている緑色の石はあまりパワーがないのう~」
白い着物のような服を着て、白く長いあごひげを蓄え、どうみてもその風貌は神様で、だから神様と僕は気づいたわけだ。
前にブログで書いた通り、男性は厄払いには緑色のモノを身につけると良いということなので、土曜日にうちの奥さんに買ってきてもらった緑色の石の数珠を左腕に着け始めていて、そのことについて神様はわざわざやってきてくれたらしいのだ。
話しかけられた瞬間、「うわ~、神様だぁ~」とわかった僕は、とっさに
「どうしてパワーがないってわかるんですか」と聞いていた。
神様は、「もうひとつの数珠とすれ合って鳴る音でわかるんだよ」と即答した。
僕はその言葉を聞いて「おっ、神様すごいな」と思った。
だってその緑色の数珠は仏具屋さんで品切れになっていたので、「緑色の石ならなんでもいいから早く欲しい」と言っていたこともあって近所の輸入雑貨屋さんで買ったものだったし、3年ほど前から肌身離さずつけている水晶の数珠と比べると、明らかに見劣りしていると僕も感じていたから。
今朝、「雑貨屋さんの石じゃ、神様にはお見通しだったみたい」とうちの奥さんに夢のことを話すと「やっぱり」と苦笑いを浮かべていた。
「高価なモノはいらないけど、厄落としのためにこれからしばらくの間は身につけるものなのだから、もう少し気を配りなさい」とアドバイスをしにきてくれたのかな、と僕は解釈した。
今回のような愛嬌たっぷりの姿でなら、ときどき夢枕に立ち寄ってほしいと思う。
神様、わざわざお越しいただき、いろいろとご心配してもらって、ありがとうございます。いつでもいいんで、またの登場を心よりお待ちしております。
0 件のコメント:
コメントを投稿