数日前の夜、映画雑誌を読んでいたら新作映画「Sweet Rain 死神の精度」の記事が出ていた。
原作は伊坂幸太郎の同名小説で、主演は金城武。
金城演じる死神は、不気味な容姿に大鎌を持って人々に忍び寄る従来の死神像とはまったく異なる設定になっているらしい。
その雑誌では、『死神』ってなんなんだろう」との問いも投げかけられていた。
その翌日、斎藤一人さんの講演録を聴いていたら
「『死神』」のことを少し話したいと思います」と語り始めるではないか!
その瞬間、僕は
「あ、シンクロ(現象)だ。しかも『死神』」
と背筋をゾクゾクとさせながら思った。
斎藤さんの話は、こんなような話だった。
人は必ず死というものを迎える。
“そして、何度も何度も生まれ変わる”。
そう考えると、死というものは決して怖いものではない。
でも、迎えにきてくれる死を「怖いものだ、怖いものだ」と思わせる者があり、これは悪魔の仕業である。
死は恐れることない。
ちゃんと生きて、ちゃんと死ぬだけ。
“そして、何度も何度も生まれ変わる”。
「死神」はその名の通り、ちゃんとした神である。
あなた方が死を迎え、それから向かう場所にたどり着くまでさまよわないように迎えにきてくれる「道先案内人」である。
死神は天使である。姿もまた天使の姿をしている。
といったような話だった。
いつのことかはわからないが、いずれは僕も「死神」の世話になるのは間違いない。
だから、どうせならと思い、お願いした。
「『天使』の方でお願いします」と。
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