風水で、健康のため、精神のバランスを立て直しため、厄落としのためにまず最初に薦めているのが、
「朝日を浴びる」ということだ。
朝日には強烈な浄化作用があり、凝り固まった陰の気、すなわち厄を消滅させ、陽の気に変えてくれる作用があるのだそうだ。
僕はそのことを聞いてから、ここ数年で今年は一番朝日を浴びている。
これまでは夜型の生活スタイルだったので朝日には縁が薄い方だった。
しかし、今年は違う。まあ、「今年は」と言っても2月の節分以降の旧暦の「今年は」だから、まだほんの少しなんだけど。
日中のギラギラした太陽の光は浜辺に寝ころぶ若者に任せておいて、大人は「朝日」を心ゆくまで阿浴びよう!
以前にも書いたとおり、太陽のエネルギーがもっとも充ち満ちているのは、
「昇った直後」と「沈む間際」である。
そして、太陽からそのエネルギーをもらいたい時には腹式呼吸をしながらまずは自分のエネルギーを与えるイメージをすること。それから太陽のエネルギーを頂く。これの繰り返しだ。
すべての人は本人がいくら「自分は足りない、まだ欲しい」と強く欲しても、実際には今のその状態が満ち満ちた存在だから、最初に自分から与えない限り、絶対に自分にはビタ一文、爪の先ほども入ってこない。
これが「自然の摂理」である。
なので、夕暮れ時期に、せかせか街を歩いたり、必死に仕事をしている群衆の中にあって、夕陽を眺めながらつかの間の浄化のための、エネルギー補給のためのひとときを過ごすなんてのもいいかもしれない。
とは言うものの、夕暮れ時はいいけど、朝早く起きるのはまだ慣れずに正直、とってもつらい。
これからは朝日が昇る時間は日増しにどんどんと早くなる。
あ~、これじゃ小学生の頃の夏休みに毎日行かされていたラジオ体操と一緒だぁ~。
そう言いつつも、窓の外に姿を現した昇る朝日を見るとやっぱりすがすがしく、そして美しい。
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