2007年12月2日日曜日

自分の原点の1冊ともいえる「生きがいの創造」に感謝


 先日、HASHIちゃんと飲んでいる時、「生きがいの創造」(飯田史彦著=現福島大学教授)の話題になった。
 この本をHASHIちゃんの会社の営業部長が読んでいたことがきっかけで、大きな仕事が良い流れ向かっているのだという。
 話を聞くと、お客さんである大手企業の部長さんにHASHIちゃんと営業部長が自社のプレゼンを終え、接待の場での歓談に移った。
 そこで大手企業の部長さんが持ち出した話題を聞いていた営業部長が「もしかしてそれは『生きがいの創造』じゃありませんか」と尋ねたところ、部長さんは「あなたも読まれていたんですか!」と大いに喜び、その後は肝胆相照らすような仲になって仕事の話も川の流れのようにスムースに進み、しまいには部長さん行きつけの銀座のクラブにまで連れていってもらったという話であった。
 そのHASHIちゃんのところの営業部長”IMUさん”(この人はハマちゃん、スーさんのあの「釣りバカ日誌」の原作を手伝っていたことがあるというユニークな人でなんと本人まで登場している。まあ、いつかじっくりとご紹介したいと思う)にこの本を薦めたのは、何を隠そう僕なのです、エヘン!
 ということでほんとはまったく何にも偉くはないのだが、大変感謝されてしまい、とても恐縮してしまった。
 それでも自分に縁のある人が、薦めた本によってどんなことであってもうまくいって幸せな気持ちになってもらえたことはうれしい。
 実際、僕自身が7年ほど前に初めてこの本を手に取り読んだ時、ものすごく感動し、出会えたことに深く、深く感謝した。
 この本の中には「子は親を選べない」と世間でよく言われるが、欧米の学者のデータを集め、実はその真実はまったく異なり、
 「子供はすべて、ひとりの例外もなく親(両親)を選んでこの世に生まれてくる」ことを紹介している。
 人の一生がすべてを自分で選んでこの世に訪れ、そして出会う人々一人ひとりが自分にとって大きな意味が込められているということをこの本、飯田史彦さんはわかりやすく伝えてくれる。
 僕自身のその後の生き方、考え方に教示を与えてくれた原点ともいえる1冊であると言っても過言ではない。
 ちょっと固めのタイトルとは違い、内容はとっても読みやすい。そして読み終えたあと、自分がいま関わっている人、これから出会う人になぜかとてもやさしい気持ちになれる1冊です。

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