2008年2月14日木曜日

あの世とこの世を結ぶ仕組み「人はなぜ病気になるのか」

 茨城・水戸のAさんからうかがった話はどれも刺激的で自分が知っていることから得心するところも多かったが、その中でももっとも新鮮であり、深く考えさせられたのが、
 「あの世とこの世を結ぶ仕組み」の話であった。

 以下にその概要をまとめてみる。

 「あの世」と「この世」は鏡合わせのように「表裏一体」になっている。
特にこの世にいる我々とあの世にいる先祖とを結ぶ関係はかなり緊密であり、この緊密な関係によって病気になったり、怪我をしたりという形でこの世の子孫に現れてくることがよくある。
 
 人は亡くなり、死後の世界に行くと、この世での「行為」はすべて忘れてしまうといわれている。
 しかし、あの世にもこの世と同様、「信賞必罰」がある。この世で良きことをした人はあの世で良き評価を得るし、この世で悪いことをした人はあの世でも相応の償いが待ち受けている。
 ひとつの例をあげると、朝から晩まで他人の赤ちゃんに自分のお乳を飲ませる償いを延々とやっている女性がいる。寝ても覚めても自分の子でもない赤ちゃんにお乳をあげ続けているのだから、
 「なんで私はこんなことをしてなくちゃならないのだろう」と悩み迷う。
 しかし、あの世に来た時に自分が行いの記憶は消し去られているから、本人にはその理由はまったくわからない。
 考えても考えてもわからない女性は「なぜだろう、なぜ私はこんなことになっているんだろう」とたえず深く悩み続ける。すると、彼女から強い病的精神的波動「念波」が発せられる。その先祖の霊から発せられる強烈な「念波」はこの世にまで達し、自分と相性が良かったり、考え方がよく似ていたり、感受しやすい子孫にまっすぐに届き、その「念波」と同じような形を肉体に「病気」という形で現してくるのである。

 そのため、念波によって重い病気や怪我を患った子孫も先祖と同じように「なんで自分はこんなことにならなくちゃならないんだろう」と理由がわからないまま病気の生活を送ることになる。

 まさにあの世とこの世で「合わせ鏡」の状態がここで起こってしまうのだ。

 昔の人はその理由を知っていて対策を講じることができた。
 今ではどうかというと、このことを知る新興宗教グループなどが先祖とのかかわりを持ち出して善意をもって対策の仕方を教えてくれるわけでも、手助けしてくれるわけでもなく、高額のお布施や商品の購入などを押し付ける「手段」として利用している。

 霊界において悩み苦しんで迷っている霊を供養し悟らすことができれば「念波」の波動は無くなり、そのために起こる様々な問題も無くなる。
 供養の仕方は、「霊界で悩み苦しんでいる祖先の霊に対して その原因を教え悟らせてあげればいい」のである。 
 別にその人に特定の恨みがある訳でも、その責任を追及する訳でもない。 自分自身が救われたいから、誰か親類縁者に救われたいと思って悲痛な「念波」を送っているだけなので、原因を教えて気づかせてあげるだけでいいのだ。

 例であげた「寝ても覚めても他人の赤ちゃんにお乳をあげている女性」は、この世で「育児放棄」をしたのである。自分が生んだ赤ちゃんを育てていくという役目を放棄して人に自分の子供預け、わが子を省みなかった報いをあの世で「他人の子を育てる」という形で受けている。
 その念波が再び子孫に影響を与え、同じ過ちを連鎖させてしまう。

 だから、この場合であれば、「あなたはこの世で育児放棄をしたから、今そのような償いをしているんですよ。ですから、自分がこの世でしたことをしっかり理解したうえで、どうか償いをきちんと勤め上げてくださいね」と教えてあげればいいのだ。
 すると往々にして魔法が解けたようにこの世での病気が改善することが起こる。

 一般的には3代~4代ぐらい前の霊(先祖)の念波が多いので、病気の原因を知り、同じ原因で無くなった先祖が誰であるか調べて具体的に供養してあげると効果的である。



 ★ここに、最近あったというAさんの具体的な相談事例を添付しておきます。

 先日突然に電話が入り相談の依頼を受けました。
 相談者Sさん 52歳の主婦です。
 相談事は、最近自分の事や家族が何かと問題が起こるので困っているとの事でした。
 占い師等にも相談したのですが上手く行かないとの事でした。
 いろいろと良くお話を聞いていますと、先ず人として成すべき事をしていない事がわかりました。これでは占い師等に相談したところで解決できる物ではありません。本人が根本的なことに気が付いていないのです。相談する以前の問題です。
 人間は、人として成すべきこと(道義的)をきちんとしていれば、そんなに大きな問題が起る事はありません。お話を聞いていると先ず、墓参りに何年も行ってない事。特にご主人の親の葬儀にも行ってないとの事でした(ご主人と別居中。現在は同居)。当然問題が起こっても不思議ではありません。又、本人は子宮筋腫の病気をしたそうです。水子を問いたところ、二人いたそうです、これも供養されていません。子供さんに霊感の強い方が居てお婆さんの霊が見えたとかお爺さんの霊が部屋に居たと言ったそうです。
 解決法として提案させて頂きました。
 1) すぐに墓参りを実行する事。
 墓前に花・線香をたむけ今迄の事を謝罪し感謝の気持を持って手を合わせる。
 2) 水子の供養をする事。(水子供養の場所を教えてあげました)
 3) 黄変死したご先祖様がいますのでその方の供養の実行。
 黄変死したようなご先祖様が居て、供養されて成仏していないと何代でも病気が続く恐れがあります
ので、すぐに供養をしてあげる事です。
 お出でになった時は結構不安な硬い表情でしたが、お帰りの時は顔つきが変わって穏やかになり笑顔で、上記の事をすぐに実行する事を約束して帰られました。     
 自分のご先祖様は10代さかのぼると1024人おります。その一つの組み合わせが違っていたら現在の自分は存在しないのです。
 両親が居たから今の自分が存在するわけです。ご両親やご先祖様に感謝の気持を持っていなければなりません。
 最低でも年末、年始、春・秋の彼岸・お盆には墓参りをして下さい。
 供養とは本人の生前の行いを教えてあげる事です。
 人は、人としていなければならないことを普段からしていれば難しい問題が起る事は無いのです。

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