2008年2月28日木曜日

電子レンジはなるべく使わない方がいい

 風水第3弾。
 「電子レンジをなるべく使わないようにする」ということは、風水で教わる前から気をつけてそうしている。
 だから、必然的にコンビニの弁当はほとんど食べない。ご飯も温かい方がもちろん好きだけど、余ったら渋々と冷やご飯のまま食べるようにしている。
 風水でレンジ食品を多用するのを避けるようアドバイスしているのは「陽の気が強すぎて陰陽のバランスを崩すばかりか、その人の持つ運気まで燃やしかねないから」なのだそうだ。

 でも、僕は昨年、ある本を読んでから、周りの友人や知人にも「電子レンジをなるべく使わない方がいいらしいよ」と機会を見てあえて言うようになった。
 それまではいらぬお節介になってしまうとイヤだなと思うので口にするのは極力遠慮していたが、そんな悠長なことは言ってられないなとその本を読んで思ったからだ。
 その本とはケイ・ミズモリ著「超不都合な科学的真実」。電子レンジを使うと調理品は見た目はご存知の通りほぼ変わらないが、中身の栄養素は劇的に変質し、人体に多大な影響を及ぼすことが科学的な見地から紹介されている。

 そもそも電子レンジはナチス・ドイツが研究・開発していたものを戦争で勝ったアメリカが本国に持ち帰り商品化し販売を始めたものだ。
 1991年、この電子レンジで大きな事件が起こる。アメリカのオクラホマ州で、腰の手術をするため輸血を受けた女性が死亡したのだ。原因は看護師が輸血用の血液を電子レンジで温めたためだった。輸血用の血液は事前に温めるのが通例だが、かなり急いでいたのか普段は用いない電子レンジで温めてしまったのだ。
 この事件で電子レンジに入れて温めると血液が見た目は血液のままだが、その中身はまるで別のものに変質しているということが見えてくる。
 作者のミズモリ氏は「正常な血液が重要な『何か』を失うか、有害な『何か』を発生させるかして、彼女を死に至らしめたと考えられる」と指摘している。

 スイスの科学者ハンス・ハーツェル氏は自分を含めた8人で「電子レンジで温められた食品を口にすることで人体にどのような変化が起こるか」の実験を行った。
 その結果、電子レンジで調理された野菜を食べた被験者の白血球は明らかに増加傾向することがわかった。
 特に、顕著に変化したのがコレステロール値の増加である。通常、コレストロールはゆっくりとしたスピードで変化するものだが、電子レンジで調理された野菜を食べた直後に急速に増加に転じた。ほとんどコレステロールを含まない野菜が電子レンジで温められると、コレステロール値を増加させるという驚きの結果が判明したのである。
 ロシアでは1950年から人体への影響を研究し、「発ガン物質を生み出す」「免疫システムを衰えさせる」「消化器系の障害をもたらす」「食物の栄養価を破壊する」などの理由からソ連時代の1976年に電子レンジの使用を禁止した。しかし、社会主義体制の崩壊以降、再び電子レンジの使用は自由になっている。
 電子レンジは大変便利で生活に欠かせないものになっているようなので、電磁波の影響を含めた総合的な安全性を第三者立ち会いの上で早期に立証してもらいたいと思う。
 我々ができることはまず「多用を控える」ということであろう。

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