2008年7月13日日曜日

佐藤愛子「私の遺言」③ 幸福になるためのソフト





 「私の遺言」もこれでひとまずは最後。
 この作品の後半には、前にこのブログで書いた中川昌蔵さんが登場する。
 江原氏、相曽氏、そして中川氏(初っぱなは美輪明宏さんでした!)・・・、霊能者として役割は大きく異なるようだが、いずれもそうそうたる顔ぶれが登場してくる。


 ここで、中川氏が自身の著書にも書いている
 「幸福になるためのソフト」
 という五箇条があるので紹介しておきたい。


 「今日一日、親切にしようと想う。
  今日一日、明るく朗らかにしようと想う。
  今日一日、謙虚にしようと想う
  今日一日、素直になろうと想う
  今日一日、感謝をしようと想う。」


 ここからは少し長い文章になるが、この五箇条に秘められた意味を知ってもらうためにはどうしても必要だと思うので、抜粋掲載することにする。

 「これを紙に書き、いつも見える場所(トイレが最適という)に貼って毎日見ては心に染み込ませることが大事であるといわれる。教訓カレンダーにあるようなそんな他愛のない言葉、と多くの人は思うだろう。実は私もそう思った。だが次につづく文章を読んだ時、私の中で何かがコトンと胸に落ちた。

 「実行してはダメです。
 意識して実行すると失敗します。
 なぜかというとコンピューターというハードにはソフトが不可欠なように、人間は肉体というハードがあり、そのハードにもソフトが不可欠なのです。親切というソフトが必要なのですが、ソフトをつくる前に人に親切にしたら失敗してしまうのです」

 人間の大脳は左右二つに分かれているが、左脳は外部からの教育を受け、体験を積むことによって育つが、右脳は自分で啓発し反省することで成長する。右脳の感性は四次元世界の能力で、自分以外のものに価値を発見して喜びを感じる性質がある。
 宇宙は物質の世界とエネルギーの世界と精神の世界から出来ている。神は人間の大脳を左右二つに分けて、左脳は物質の世界に、右脳は精神の世界に対応する能力を与えられた。そして左右の脳がバラバラに働いて混乱しないように脳梁(のうりょう)という連絡路を作り左右の脳が情報を交流し合うように配慮してある。
 現代人の右脳はよく働かなくなっているが、それは物質世界の中で育ち、小学校から大学まで理論や数学や権利意識ばかり教育して左脳人間を作り上げた結果である。中川氏はいう。だから右脳にソフトをインプットすることが必要になってきたのであると。

 世には「善行をほどこせ」という言葉がある。だが善行をしなければならないという意識によって善行をすることは、波動を高めることにならない。剛情我慢はいけない。無理に立派な人になろうとしてはいけない。 大切なことは『想う』ことなのだ。その想いがいつか身についていること、それが大事なので、だからトイレに貼って朝夕眺めて、右脳に『スリ込む』のである。考えてみれば昔のおとなはみな、子供に対してこの『スリ込み』を行ったものだった。」

 以上、抜粋。


 土曜日の午前中はなんだか拍子抜けしていた。
 この5週間、土曜日は朝5時前には目覚め、秩父の観音様巡りに出かけていたのに、それを終えてしまったため、時間の過ごし方をどうすればいのかやや持てあまし気味だったからだ。
 実際にはやらなければならないことが山積みになっているので、そんな悠長なことは言っていられないのだが、気が抜けたような感じがどこかにある。
 それでも、朝、目覚め、日拝をし、友人らにメールを送り、墨をすって写経を書き、その筆で、上記の中川さんの五箇条を半紙に書いて、トイレに貼っておいた。

 焦って実行する必要はないのだ。僕の魂がこの身体を自然に動かすその時まで気がついた時にこの“幸福になるための文章“をのんびりと読み上げていればいいのだ。

 さて、さて、幸福はすでに動き始めている。それまでにやることも一杯ある。

 「目の前のこと、目の前のこと」


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