3週続けて週末に足を運んでいる埼玉・秩父の観音様巡礼の旅もとうとう佳境に入ってきた。
古い日本建築の建物やお地蔵様をはじめとする仏像、自然豊かな風景など、あまりにすばらしいので写真を撮りすぎてしまい、それを取り込んだ自宅のパソコンがダウンするというハプニングがあった。
巡礼の旅のことは後々ゆっくりと綴るとして、
今日は、「風邪が治る古神道のお呪(まじ)い」について。
以前教えていただいていたので、数ヶ月ほど前に熱が出て学校を早退してきた息子に試したところ、身体が温まって発汗が進み、3時間ほどで38度を超えていた体温が36度前半にまで下がった。回復も早くその効き目を確認していた。
これはおもしろいと思い、このお呪いを鹿児島にいる妹に伝えておいたところ、先週、同級生の子供さんが自分の誕生日なのに発熱してしまい参っているという話を聞いたので、教えてあげたらしい。
3、4時間後、その同級生から妹に電話があり、急に汗をたくさんかいて、あっという間に熱が下がり、気分良く部屋でもう遊んでいると驚きの声でお礼を言われたと、当人は同級生以上に驚いて僕に電話があった。
妹の同級生の素直さに感心するとともに、古神道の呪術の奥深さをさらに堪能させられた。
現代の化学薬は即効性はあるが、他の臓器を確実に痛める。
まったく薬を用いずに病が治るのならいうことはない。
こうした現象と結果を見ると、先日ここでも書いた、ダライ・ラマの主治医が言った「病気の原因」は、
「病気には3種類あって、内臓が傷んでいるもの(いわゆる病気)が3分の1、細菌が入り込んだものが3分の1、霊が病気を起こしているものが3分の1である」
という話が妙に説得力を持つ。
3番目の霊を原因とする病気には現代薬で対処できるものはなく、それにこだわると薬害で命取りにさえなりかねない。
これまでにもいくつか紹介してきたこの古神道の病気に対する呪術は霊祓い、浄化の手法である。
必ず効くとは断言できないが、少しの手間だけで、薬を飲まずに解熱できれば身体への負担も少なく幸いだと思うのでここに記しておきます。
【風邪を治すまじない】
朝、少々の焼き味噌を作る。同時に、煎じたての香りよいお茶を用意する。
茶碗に入れたお茶を持って、玄関に行き、玄関の敷居に焼き味噌を置いて、呪文を小声で唱えながら、焼き味噌にお茶をかけて玄関の外に流す。
「二端(にばな)の茶をあげるから出ておいで」
流したら、戸を閉めて、振り返えらずに居間に戻る。
焼き味噌とお茶の香りに誘われて、風邪はいずこへと去って行く。
また、おまじないじゃないんだけど、その呪文の後に湯呑みにわずかな醤油を入れて、そこに熱いお茶を注いで飲んで床に入る。
この時期の風邪には皆さん、くれぐれもお気をつけて下さい。
http://kutsulog.net/cat0614-1.php
1 件のコメント:
このブログ、勝手にリンクされてますよ
http://d.hatena.ne.jp/T-3don/
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