2008年7月27日日曜日
秩父観音巡礼に想う 「銀座まるかんの案内板」
「観音様」の導きに関わると思われる現象がかなり多いため、「秩父観音巡礼に思う」というタイトルははずしていたが、今回はちょっと復活。
観音様巡りをしていてふと気づき、感心したことがある。
それは、観音巡礼の34か所あるお寺すべてに銀座まるかんが、「案内板」を寄贈していたことだ。
1番札所から5、6番札所ぐらいまでは「昔懐かしのアニメの一休さんを模したイラスト付きの案内板があるな~」くらいにしか気にとめていなかったが、案内板の裏側にまるかんの関係者の名前が記されているのが目に入り、それから注意して確認していたら、すべてのお寺にまるかんが寄贈していることがわかった。
ご存じの方も多いと思うが、銀座まるかんの社長は斉藤一人さんという人で、93年から全国の高額納税者番付で10位以内にただ一人、11年連続で入る。ある意味、歴代の日本人の中でももっともお金に愛された人物のひとりである。
人として、商人としての生き方、考え方に関する著書も数多く出していて、その多くがユニークで大変におもしろいのでご一読を。
巡礼地に案内板を寄贈することで営業面での効果を単にねらったものではないということは一人さんの著書を読めばわかる。
秩父巡礼地という歴史と伝統のある場所は、そう易々とは関わりを持てるものでもない。
世話になった旅館の女将さんとたわいのない話をしていると、
「観音様を巡り祈願すると不思議なほど営業ノルマが達成できると言って、休日に観音様をまわっている女性グループがたくさんいますよ」と言っていたこともどこかで関わりがあるのかも知れない。
観音様は奥が深い。一度の巡礼で見える部分はごく限られたものであると心しよう。
観音様に対して多くのお年寄りが熱心に手を合わせ祈る横で、今日も一休さんもどきのまるかん案内板がニッコリ笑いかけていることだろう。
「やる気のある会社の取り組みの凄味をひとつ垣間見たような気がするな~」と思い出しながら改めて感心していたら、仕事で銀座まるかんの前を通ることになってしまった。
玄関外に無料のくじ引きがあることに気づいた。
神社でもおみくじを引くことなど滅多にないが、この縁に感謝して引いてみた。
手にした紙にはこう書かれていた。
「私は前進します みんなが待っている所まで ひとり」
なんだか意味深な感じもするが、素直に「よし、前進しよう」と思った。
http://kutsulog.net/cat0614-1.php
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2 件のコメント:
素直っていいことですね。年をとると、頑固になりやすいって、昔、聞きましたから。
それでは、熱中症に気をつけて。
コメントをいただいていたことに今、気がつき、お礼の返事がとっても遅くなってしまいました。ごめんなさい、そして、ありがとうございます。
「素直」はほんとに難しいです。小さい子供を見ているとみんな性格がまっすぐです。だから素(もと)は真っ直ぐなのでしょう。年を重ねる中でいろんな物事をくっつけてしまい「素直」じゃなくなる。
だから、年をとると、頑固になりやすいですよね。
「素直」でいるためには、メタ簿の贅肉のように余計なものを捨てていく知恵が必要のようです。
僕は、以前にご紹介した「幸せのソフト」の五箇条を毎朝、心の中で唱えながら「素直」に少しでも近づけるよう心がけていますがまだまだのようで・・・(笑)
まだまだ暑い日が続きますね。お身体大切になさってください。
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