2008年5月4日日曜日

観音様の真言

 僕が密かに憧れているというか、いつかやってみたいなと思っていることがある。

 それは、「観音様巡り」、そして「お遍路」である。

 観音霊場(札所)の代表的なものとしては、「西国33観音」、「坂東33観音」と「秩父34観音」があり、あわせて「日本百番観音」と称されている。
 33という数は、観音様が33のお姿に変化し人々を救うとされる予言のことを意味している。
 「三十三間堂」もこの数から名づけられている。秩父の札所は百観音に数えるため33観音ではなく、34観音とされた。

 お遍路は言わずとしれた四国88カ所巡りで、3ヶ月ほどかかるらしいが、車遍路ではない“歩き遍路”に憧れる。

 いずれも、時間とお金、周囲の理解、そして心のゆとりに恵まれないとなかなかそう簡単には叶わない。

 だからこそお願い事は特になく、
 「こうして訪れることができたことに感謝します」
 と詣る参拝者の気持ちがよくわかる。

 焦らずに、「呼ばれる時」がやってくるのを物心両面で準備を整え、楽しみながら待つこととしよう。

 まずは、これまで同様、マイペースで身近な観音様をコツコツと訪ねていこうと思う。

 観音様の真言をここに記しておきます。
 僕はさまざまな神様のご真言を手帳に記してあります。ふと立ち寄ってお詣りする時に、思い出すのに便利です。

 観音様は「6観音」とも「7観音」とも言われます。
 ここには7観音の真言を記しておきます。

 聖(しょう)観音
 おん あろりきや そわか
 
 十一観音
 おん ろけいじばら きりく そわか

 如意輪観音
 おん ばらだ はんどめい うん
 (おん はんどま しんだ まに じんばら そわか)

 馬頭観音
 おん あみりと どはんば うん はった

 准胝(じゅんてい)観音
 おん しゃれい しゃれい そんでい そわか
 
 千手観音
 おん ばさら だるま きりく
 
 不空羂索(ふくうけんじゃく)観音
 おん あぼきゃ びじゃしや うん はった

 詣る作法は自由ですが、僕の詣り方は、真言3回、住所、名前、そして「ありがとうございます」です。

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