2008年4月20日日曜日

「穀雨」と「座布団」

 今日は「穀雨(こくう)」。
 春の雨が穀物の発芽を促す時期の始まりを告げる日である。

 関東地方は昨日までずっと雨だったけど今朝は曇り空で雨はない。昨日までのうちに「穀雨」が訪れてくれていたのかもしれない。

 近所の街路樹のイチョウの木もここ数日の間に、小指ぐらいの大きさの葉っぱがたくさん芽吹いていてかわいい。

 今夜は満月でもある。


 今日は、座布団のカバーを買い換える予定。

 座布団は座る人と周囲との間の「結界」の役割をする大切なもの。
四方と真ん中についている5つの房は神社の神主がお祓(はら)いに使う祓え串や大麻(おおぬさ)と同じ意味があり、「厄祓い」の力を持っている。

 座布団を使う際に気をつけなくてはいけない点がひとつある。
 座布団のフトンを中に入れるための縫い口部分を人に向けて置いてはいけないということ。
 これは、「(向けた人と)縁が切れる」と昔の人は言い伝えている。
 くれぐれもおかしな使い方はしないようご注意を。

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