人は死ぬと、地上に近い方から天に向かって幽界、霊界、神界とあって、霊界の規則では、死んだら直接霊界に行くことになっているそうだ。
でも、霊界に直接行けない人々が数多くいるようで、この人たちが霊界の下にある幽界という地上界と重なり合った世界に、死んだ霊でありながらウロウロしているらしい。
その死んでも霊界に行けずにいる霊には2種類あり、まず一つは、死んだら終わり、死後の世界など絶対に信じないという人の霊。
「実際には死んでいるのですが、自分で自分を見ると肉体はあるし、自分は生きているので、死んだのか生きているのかわからないというものです。これを浮浪霊といいます。今どうなっているのか、どこへ行ったらいいのかわからず、迷っているのです」(中川)
二つ目は交通事故や戦争などで瞬間的に死んだ人の霊。
「あっという間の出来事だったため、自分が生きているのかどうか、よくわからないのです。交通事故で衝突したところまでは覚えているのですが、見ると車は大破していても自分は五体満足で血も流れていない。『ああ、奇跡的に助かった』と思い、死んでいることに気が付きません」(同)
この突然の死後の状況はブルース・ウィリス主演の「シックス・センス」という映画の中で、シャマラン監督が描いた世界とまったく同じである。
「死後の世界を信じていない人」は本来行くべき霊界に行けずに、幽界をさまよっているという話は、人が生きている時の想念がいかに強烈であるかを示していて興味深かった。
死後にまで影響を及ぼすほど強烈だからこそ、現世での思いのあり方を大切にしていかなくてはならないのだろう。
「死後の世界」をまったく信じないでいると“幽界でウロウロ”になるそうだが、これはそんなに難しく考える必要はなくて、「死んだから向こうの世界があるみたいだな~」という程度の認識でいいらしい。欧米ではキリスト教など宗教がこの役割を担ってくれているとのこと。
ビジネスでの成功と「死後の世界を信じる、信じない」という死生観にも相互関係があると中川さんは話している。
「死後の世界を信じない人には、社会的地位の高い人もいるのですか」という問いに対して、中川さんは、
「いいえ。ほとんどいません。死後の世界を知らないで成功するという人は、まずいませんね。死んだら終わり、死後の世界などないという人は、自分の力だけで行けると思っていますから、たとえ一時的に成功したとしても長続きはしないのです。
ですから、成功している人はほとんど、死後の世界について、ある程度情報を持っていると思います」
と答えている。
見えない力の「御陰」をいただけるよう意識を広げていくことが、ビジネス成功の根本にも深く関わってくるということは成功者と言われる人の手記や講演等に接して感じていたことなので、妙に納得できた。
このことは「守護霊との対話」には記されていないが、死後の世界にはおどろおどろしい印象がつきまとうが実はこの世と死後の世界は”合わせ鏡”のような関係になっているといわれる。
双方が影響を受け合っており、厳密には死後の世界で起こったことがこの世で起こるという仕組みになっている。
中川さんが言う「成功している人はほとんど、死後の世界について、ある程度情報を持っていると思う」という話はこの点ともぴったりと合致していて興味が尽きない。
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