2008年4月24日木曜日

「晴れ女」「晴れ男」になる方法


 職場の後輩と飲んでいると、今現在、彼女を募集していてなんとか良い人と巡り会いたいんだが、どう見分ければいいのだろうかというようなことを訊ねられた。
 そんな方法があるのなら僕の方が教わりたいぐらいだが、
 頭の中にパッと浮かんだことがあった。

 「『晴れ女』を選んだらいい」という言葉だった。

 僕はビールしか飲んでいないのでまだ平気だったが、ワインを飲んでいる後輩は結構酔っているようだったので僕はその通りを後輩に伝えた。
 すると、「えっ」と声をあげてポカンとした表情を浮かべた。

 「晴れ女(男)」「雨女(男)」とは、デートとか旅行とか、運動会とか、キャンプとか、屋外での試合とか、プロポーズをする日とか、結婚式とか、普段より大事なことがある日に、よく晴れる人(「晴れ女」)、逆に雨がよく降る人(「雨女」)のことで、たいがいは過去の経験から自分がどちらなのかわかっているはずである。

 この大事なことがある時によく晴れる人「晴れ女(男)」と、よく雨が降る人「雨女(雨男)」は、実は偶然にそうなっているのではない。

 「晴れ女(男)」は、樹木や草花など自然から応援されているから天気が良くなるのである。
 樹木、草花は天気を司る「空」と密接につながっている。
 さらには自然霊を中心とした霊体の後押しもあるので晴れるわけだが、ここでは説明がややこしくなるので「自然に愛される」という表現にしておこう。
 自然に愛されている人は、本当によく晴れる。
 つい今まで雨が降っていたのに、その人が現れるとその行く先がモーゼが海を割るように、どんどん晴れ間をつくっていくような人を僕は何人か知っている。
 【厳密には、大事な日、祝いの日に晴れてもらいたいと思うから晴れるのであって、願う方向が違うとその方向が叶うということである。「晴れは良い」「雨が悪い」という意味ではない】


 ということで、逆の「雨女」「雨男」は、もうおわかりだと思うが、自然に応援されていない人である。

 パートナーを選ぶとしたらどちからの方が良いか、それは人それぞれだとは思うが、「自然から愛されている人」の方が良いという人がやっぱり多いのではないだろうか。

 「雨女」「雨男」には共通点がある。
 天気に不平不満、愚痴、悪口を言うということである。
 「なんだ、今日も雨か~」
 「曇り続きで、なんだかスカッとしないなぁ」
 「あ~、暑くてしょうがない、どうかなんないのかね、この暑さは」などなど。

 かなり寛容な「自然」でもこんな人には意地悪は絶対にしないが、さすがに応援まではしてくれない。
「勝手にどうぞ」って感じである。

 でも、心配ご無用。
 「雨女」「雨男」の呪いが一生続くことはない。
 「晴れ女」「晴れ男」になりたいとの思いがあるなら誰でもなれる。
 しかも、その方法はとっても簡単。

 「天気に感謝する言葉を口にする」ことである。

 「うわぁー、朝からお日様ギラギラで真夏らしい天気だな~、これは洗濯物が良く乾くぞ、5,6回は余裕でいける!ありがとう」
 「雨がたくさん降ってるな~、これは木々や植物も大喜びだろうなぁ~、草木の声が聞きたいよ、オレも替わりに言っておこう、お天気さん、ありがとう」 
 「風がすごいなぁ。うまく傘も差せないぐらいだ。これは空気の汚れやホコリをきれいにはらってくれているんだろうな、どうもありがとう」などなど。

 理由は自分が思ったことであればなんでもいいからきちんと褒めて、感謝する。

 それと合わせて前述した樹木、草花に対しても
 「元気」「おはよう」「こんにちは」「キレイだね」「元気そうだね」「いつもありがとう」
と声をかけてあげるとなおさら効果的だ。
 草木は人に話しかけられると、本当に喜ぶらしく、自分に関わってくれる人には「この人のためならなんでもしてあげたい」と思うのだそうだ。世界中の草木とネットワークで結ばれているから応援してもらえるようになると大変心強い存在となる。

 以上、これを続けていけば、間違いなく誰でも「晴れ女」「晴れ男」になれる。

 ここからは余談。後輩に誘われて初めて訪れたイタリアレストランには実は前の日にも後輩は来ていたことがわかった。この店で働いている女性のひとりが気に入っているということも本人が白状した。
 どの女の子なのか教えてもらい、拝見させてもらうと聡明そうで美しい女性だった。
 後輩はそのお気に入りの女性が近くにくるのを待ち、飲み物のお代わりを注文した。オーダーを確認した彼女に後輩は早速こう切り出した。
 「あなたは晴れ女ですか、雨女ですか」

 彼女は素敵な笑顔を浮かべ、
 「昔は雨女でしたが、今は晴れ女です」と答え、「失礼します」と再び笑顔を残し、その場を後にした。

 後輩は聞けたことでとてもご満悦の様子だったが、僕には考えることがあった。
 「雨女」から「晴れ女」に変わるには相応の理由がある。大抵は良き出会いがきっかけで、心が穏やかに豊かになるからというケースが多い。そして若き頃の「良き出会い」の多くが「恋愛」であるということも多々あることである。
 出会いとは異なり、彼女自身の気づきで「晴れ女」になったのだとしたら、容姿良く、心根まで良くなった女性を誰が放っておくだろう。
 そして、もう1点気になったのは、かなり風変わりな質問をしたにもかかわらず、「どうしてそんなこと聞くんですか?」といった言葉も表情もなかったことだ。笑顔はサイコーでの受け答えだったが、よく観察すると他のお客さんに対してもまったく同じ魅力的な笑顔だった。

 彼女は、来月の15日から新装開店する六本木店に移動するらしい。
 その日にお祝いの花束を持っていくのだと気合いを入れる後輩の今後の健闘を心から祈り、駅で握手して別れた。

 僕は電車に揺られながら、ふと思った。
 
 うっかり聞きもらしたが、後輩は果たして「晴れ男」なのだろうか、それとも「雨男」なのだろうかと。

1 件のコメント:

やもりん さんのコメント...

初めてHPを拝見させていただきました。

私は昔は晴れ女だったのですが、最近はめっきり雨女になってしまっていました。

この記事を読んで気付かされました。
昔の自分に比べて、自然に感謝する心を忘れがちだったようです・・・
昔はあれだけ自然と接し、話しかけていたぐらいなのに。

あの頃の心持ちを思い出させてくれて、ありがとうございます。
また晴れ女になろうと思います。

更新、楽しみにしていますね♪